49歳からのセミリタイア生活

49歳で早期退職しました。東京・高円寺の街あるき、時事ニュース、趣味のことなどをつづります。1日おきに更新。

ここはおしゃれなトキハ荘? ちゃぶ台でくつろぐ高円寺のカフェ「壱参伍」

f:id:hima-life:20200626213808j:plain

スタバもいいけど、ときには広々としたスペースでゆったりくつろぎたい。

高円寺駅の南口から徒歩5分。

エトアール通り商店会にあるカフェ「壱参伍」には、そんな空間があります。

 

通りから店内をのぞくと、お酒がたくさん並んだカウンターが見えます。

それだけを見たら小さなカフェバーにしか思えません。

だけど、店の奥には階段があって、靴を脱いで上がっていくと新たな世界が待っているのです。

f:id:hima-life:20200626213857j:plain

訪れたとき、たまたまお客は自分ひとり。

この大きな空間を独り占めできる幸運に恵まれました。

以前来店した時は若い女性がたくさんいて、中年のおじさんはちょっと肩身が狭い思いをしました。
今回は心置きなく、のんびり過ごせそうです。

f:id:hima-life:20200626213942j:plain

部屋に入ってすぐに目につくのが、大きな丸いちゃぶ台。

わきには座布団が7枚重ねられていました。

大勢で来ても大丈夫ですね。

テーブル席もあります。

ブリキ製の椅子というところにこだわりが垣間見えます。

天井は梁がむき出しになっていて、屋根裏が素通しで見えるつくりです。

f:id:hima-life:20200626214021j:plain

壁の方に目をやると、トキハ荘で手塚治虫藤子不二雄が使っていたような、昔懐かしい勉強机がありました。
カリカリと原稿用紙にペン入れをする漫画家たちの光景が目に浮かぶようです。

ここで作業をすれば、ブログ執筆もはかどるかも。

ただ、壁と向き合っていたら、ほんとに仕事モードになってしまいそうなので、勉強机に座るのはやめました。

ひとりで大きなちゃぶ台を占拠するのも気が引けるので、隅にあった小さめのちゃぶ台を選びます。

小さな畳の上に座れるので、落ち着きますね。

f:id:hima-life:20200626214049j:plain

しばらくしたら、注文したチーズケーキとコーヒーが下から運ばれてきました。

ここは店に入る際に注文するシステムになっています。

店の前に掲げてあるメニューを見ると、コーヒーはハンドドリップ、カプチーノ、カフェラテなどがあり、それぞれ500円前後。

このほか、生ビールやレモンサワーなどのお酒やカクテルもあるようです。

 

焼きチーズケーキは濃厚で上品な味でした。
木製のソーサーに乗せられてきたコーヒーのお供には、なぜか落雁がついていました。

外を眺めながらコーヒーをすすります。
耳をすましたらやっとわかるくらいの静かなBGMが聞こえてきます。

クラシック曲なのでしょう、バイオリンの響きが時の流れをゆるやかにします。

ぜいたくなひとときです。

tabelog.com