49歳からのセミリタイア生活

49歳で早期退職しました。東京・高円寺の街あるき、時事ニュース、趣味のことなどをつづります。1日おきに更新。

鬼滅の刃を読んでいます、時代に乗り遅れないために

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20代の若い友人と飲んでいた時、音楽の話題になりました。
彼はこんなことを言いました。
村上春樹って、最新の音楽を頑張って聴くようにしているそうですよ」
村上春樹は音楽好きで知られていて、小説の中にも音楽の話や楽曲がよく出てきます。
若いころはジャズ喫茶を経営していたんですよね。
調べたら、村上春樹の作品に登場する楽曲を集めた7時間の音源をイギリスのラジオ局が公開したという記事までありました。

 そんな長い音楽キャリアを誇る村上春樹でも、じっと耳をすまして最先端の音楽を理解しようとしているんですね。
時代の移り変わりを音楽から感じようとしているのでしょうか。

ぼくの友人によると、いま流行っている曲の多くが、TikTokから発信されているそうです。
へえ〜。
TikTokなんてほとんど見ない自分からすると、どんな曲が流行っているのか想像もつきません。
このあたりの状況は、ホリエモンが解説している動画を見たことがあります。

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いまはスピード化が進んでいて、それは曲作りにも反映されている。
ゆったりとしたイントロがあり、それからメロディーが始まり、やがてサビへと進んでいくーー。
そんな曲はもはや聴かれなくなっているということです。
SpotifyApple Musicといった音楽アプリが普及して、いまは次から次へと曲を選べる時代になりました。
ユーザーは最初の数秒を聴いて気に入らなければ、次の曲へと移ってしまいます。
最初にまったりとしたイントロを置いてしまうと、最後まで聴いてもらえないまま、ユーザーは離れてしまうのです。
だから、最近はいきなりサビから始まって、それを何度もリピートするような曲が増えているとのこと。
なるほど〜
勉強になりますね。

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ところで、ぼくが海外で暮らしていたころ、日本の漫画やアニメが大好きな子どもたちにたくさん出会いました。
世界中で人気なんですね。
ただ、ぼくが知っているのはキャプテン翼ドラゴンボール止まり。
一方、彼らが見ていたのはワンピースやナルトだったので、話が合いませんでした。
ダメですね、時代についていけないおじさんは。
というわけで、いまは「鬼滅の刃」を読んでいます。

シリーズ累計6000万部を突破している大ヒット漫画です。
ちょっと乗り遅れたけど、まだ間に合うよね。

たぶん、ドラゴンボール鬼滅の刃の描く世界観は全然違うと思うんですよ。
なぜドラゴンボールがあの時代に流行り、いま鬼滅の刃が流行っているのか。
きっと理由があるのでしょう。
たとえちゃんと理解はできなくても、理解しようとする姿勢は大事かな、と。
頭の固い時代の遺物にはなりたくないよね。
村上春樹だって、頑張って最新の音楽を聴こうとしているのだから。