49歳からのセミリタイア生活

49歳で早期退職しました。東京・高円寺の街あるき、時事ニュース、趣味のことなどをつづります。1日おきに更新。

500万円のクラウドファンディングが成功「高円寺を助けてください!」

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自由で懐の深い街、高円寺を守り続けたい。

そんな願いを訴えて500万円を目標としていたクラウドファンディングのプロジェクトが成功しました。

ぼくも微力ながら支援していたので、目標額の到達を伝えるメールが届きました。

よかった!

 

新型コロナの影響で、多くの店が打撃を受けています。

なかでも高円寺はライブハウスやミュージックバーが多い。

ほかの店と比べても営業の再開が遅れ、再開後も厳しい状況が予想されます。

「#SAVE高円寺」と銘打ったこのプロジェクトは、こう訴えていました。

 

高円寺。この街も、今前例のない日々を複雑な気持ちで送っています。既に街を去った店、閉店を予定するライブハウス。この状況が続けば、この街にはいくつものピリオドが打たれるでしょう。この街の文化、景色を守るため、コロナ収束後に再び高円寺の街の活気を取り戻すための活動資金を募らせて頂きます

camp-fire.jp

支援者へのリターンは、高円寺のオリジナルTシャツや写真集、周遊パスポートなど。

街の画家やカメラマン、デザイナーが協力しているところが、いかにも高円寺ですね。

そもそも「高円寺のTシャツ」が普通にあるところがスゴイ。

実際、これまでも売ってますからね。高円寺のTシャツや帽子。

「下北沢Tシャツ」とか「荻窪Tシャツ」とかありますか?

もしあったらゴメンナサイ。

あったとして、それを堂々と街中で着られますか?

高円寺なら大丈夫!

どんな格好をしていても、平気です。

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雑然として騒々しく、カオスで自由でアットホームな街の雰囲気は、多くの個性的な店の存在なくしてはありえません。

これらが潰れてしまったら、あとに残るのはどこにでもあるチェーン店ばかりになってしまいます。

ぼくはライブハウスにもミュージックバーにも行きませんが、街にこうした店があるのはとても大事なことだと思っています。

革ジャンにチェーンをジャラジャラさせた中年のオジサンが闊歩している街ってカッコイイじゃないですか。

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本来なら、政府がもっと文化や音楽の支援に乗り出すべきです。

だけど、日本は海外に比べても支援が少ないし、遅い。

結局、自分たちの街や文化は自分たちで守るしかないんですよね。

500万円ではとても充分とは思えないけれど、少なくとも「街を守りたい」という人たちの思いは届けられたのではないでしょうか。