49歳からのセミリタイア生活

49歳で早期退職しました。東京・高円寺の街あるき、時事ニュース、趣味のことなどをつづります。1日おきに更新。

朝のうら寂しい高円寺を散歩し、「吉酪」でモーニング

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つくづく思いますね。

高円寺は夜の街なんだなって。

いま「夜の街」はNGワードなんだっけ。

すっかり悪いイメージがついちゃったんで、言い換えて「夜間がにぎやかな街」くらいにしときましょうか。

 

高円寺には古着の店や個性的なカフェがたくさんあるけれど、やっぱり一番にぎやかなのは飲み屋やライブハウスです。

だから、夜が遅い。

いまはすっかり沈滞ムードになってしまったけど、コロナの前は朝まで開いている店も多かった。

夜が遅いということは、翌日に活動が始まる時刻も遅いということになります。

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ぼくはセミリタイアしてから朝の時間帯に散歩に出かけることが増えました。

午前中の高円寺は、うら寂しいものです。

夜にどんちゃん騒いで、すべてのエネルギーを出し切ったあとの抜け殻のよう。

祭りのあとの雰囲気が漂っています。

それがまた、悪くない。

おもわず「夏草や兵どもが夢のあと~」などと松尾芭蕉の句を口にしたくなりますね。

以前は、実際に討ち死にした兵士のように路上に倒れこんだ酔っ払いをみかけたものです。

 

朝、お散歩していると、ふだん高円寺では見かけないネクタイ姿のサラリーマンを見ることができます。

貴重ですね。

シャッターの張り紙をみるのも面白い。

自分の都合で休む店も多くて、そのユルさが高円寺らしいんです。

こんなバイクも置いてあるし。

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かつて都内の中心部に暮らしていたことがあるのですが、そこはまったく違いました。

午前7時にもなれば、スーツ姿のビジネスマンたちが姿を現し、スタバやドトールなどのカフェに次々と入っていく。

ビジネスの戦場に繰り出すサラリーマンたちはパソコンを広げたり本を読んだりして、出動の準備にいそしんでいました。

中には午前6時半には開いている店もあって、彼らのためにスタンバっていましたね。

 

対照的に、高円寺は朝の時間帯に開いている店は少ない。

朝どころか、ランチでさえ遅い。

正午になって、のそのそと開け始める店が多いんです。

ビジネス街では午前11時を過ぎたころからランチの営業を始めるところもあるのに、別世界ですね。

高円寺では朝の選択肢が少ないので、朝食をとりたい人はたいてい駅近くのマクドナルドや上島珈琲店に入ってしまいます。

でも、それじゃちょっと味気ないですよね。

高円寺にも、いくつかモーニングを食べれられる店があります。

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その一つが、庚申通り商店街にある「吉酪」。

午前8時から空いていて、ヨーグルトやトースト、コーヒーなどを注文することができます。

ぼくはホットドッグ(280円)を頼みましたが、ピーナッツバタートースト(165円)やチョコレートトースト(165円)もあります。

ホットドッグのあらびきソーセージにケチャップとマスタードをつけてパクリ。

コーヒーに合います。

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モーニングって感じ。

座席数は少ないのですが、朝食をとりながらパソコンを広げて作業をしている人もいました。

 

最近は食べすぎなので注文するのをやめたのですが、本当はここ、ヨーグルトが絶品なんですよ。

フルーツが美味くて、さらにナッツがたっぷり入っているのがいい。

ぼくは全種類食べてみました。

一番のおススメはマンゴーボウルです。

朝食にもぴったり。

あと、チュウニャンという「もち米を麹で発酵させた中国の調味料」のドリンクが看板メニューらしいです。

これは飲んだことがないので、誰か飲んでみてください。

たまにはマック以外のモーニングもいいですよ、という話でした。