セミリタイア生活3つの誤算(その1)・・・理想と現実の違いは?
ぼくは今年3月末に、23年間勤めた会社を早期退職しました。
ただ、たくさん残っていた有給休暇を消化したため、実質的には2月からセミリタイア生活が始まりました。
「働かない日々」の開始から5カ月近くがたったわけです。
セミリタイアしたり、あるいは定年退職したりした多くの先輩たちと同じように、退職前にはいろいろ想像しましたよ。
会社に行かない日常って、どんなものだろう。
あれをやってみたい、あそこにも行ってみたい。
妄想と言ってもいいかもしれません。
約5カ月が経ち、退職前に想像もしくは夢想していたことと、現実との間に明らかな違いが出てきました。
3つの誤算を挙げてみましょう。
まずは1つ目。
(理想)海外でのんびり「外こもり」を楽しむぞ!
(現実)新型コロナで「引きこもり」に
一番の誤算はこれですね。
退職したら、23年間蓄積されたストレスを発散するため、まずは東南アジアあたりをブラブラしようと思っていたんです。
タイやベトナムあたりの安宿に泊まり、ビーチを眺めながらビールを飲む。
ただただ、ボーっとして何も考えない日々を送る。
「外こもり生活」で、心と体のデトックスをしたかったんです。
東南アジアなら、そんなにお金もかからない。
むしろ東京で過ごすよりは安上がりで済みそうです。
ああ、それが・・・。
新型コロナの影響で、海外を旅するどころか自宅で引きこもりになってしまいました。
こればかりはどうしようもありませんね。
実は、2月に近所のジムに入会もしていました。
会社勤めでボロボロになった体を鍛えなおすぞ~と思っていたのです。
それも、2回通っただけで、コロナの影響で営業休止に。
体を鍛えるどころか、運動不足でブクブク太ってしまいました。
理想とはまったく真逆の現実ですよね。
というわけで、華々しく始まるはずだったぼくのセミリタイア生活は、新型コロナの影響で、地味な引きこもり生活になってしまいました。
海外に気軽に行けるようになるのは、おそらく来年以降になるでしょう。
誤算続きのセミリタイア生活の幕開けです。
その2は、あした。