49歳からのセミリタイア生活

49歳で早期退職しました。東京・高円寺の街あるき、時事ニュース、趣味のことなどをつづります。1日おきに更新。

セミリタイア生活3つの誤算(その3)

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実質的にセミリタイア生活が始まって約5カ月。
事前に思っていた状況とは、なにかと違ったことになっています。
想定外の3つ目は、映画です。

(理想)これから映画をたくさん観るぞ!
(現実)ほとんど観ていない

これまでの人生で、本はたくさん読んできましたが、映画はそれほど観てきませんでした。
休日も関係なくいつでも会社からの呼び出しがある環境で働いていたので、なかなか映画館に足を運べなかったのです。
その影響もあって、ネットフリックスやAmazonプライムで映画が手軽に観られるようになってからも、映画よりは本を選んでいたんですね。

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だから、名作や話題作でも、観ていないものが多い。
これじゃいかん。
セミリタイアしたら、やっぱり名作と言われる映画くらいは観ておかないとな。
そう思っていました。
観ましたよ。
ショーシャンクの空に」と「戦場のメリークリスマス」。
「翔んで埼玉」も観ました。
でも、5ヶ月でその3本だけです。

時間がたくさんあっても、2時間半を一つのことに費やすのって、なかなか難しいものですね。
特に家にいると、途中でおやつを食べたりトイレに行ったりできる。
家族に話しかけられたりもする。
だから、集中できないんです。
それを考えると、お客を閉じ込めて強制的に観賞させる映画館という装置は、偉大です。

映画がダメならドラマはどうか。
ドラマだったら、1時間くらいで終わります。
海外ドラマで面白そうなのも多い。
でも、これもハマらなかった。
もはや1時間でさえ耐えられない体になってしまってたんです。
ああ、セミリタイア生活の恐ろしさよ。

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で、何を見ているかというと、YouTubeです。
そう、YouTubeなら10分とか15分とかで見終えることができるんですよ。
2時間あれば、10本くらいはいろんな動画を見ることができる。
面白くなさそうなら、さっさと次に移ればいい。
これはハマりますね。
YouTubeが流行っているのは、単にコンテンツの問題だけではなく、その長さもあるんだと思います。
みんな、こらえ性がなくなってきているんですよ。
YouTubeでさえ長いと感じる人は、TikTokに移っている。
スピード化はどんどん加速しています。

このままダラダラとYouTubeばかり見ていると、どんどん堕落していきそうです。
それもセミリタイアの特権でいいんだけどね。
でも、せっかく時間があるんだから、もうちょっと映画を観ようかと思います。
ノルマを課すのもいいかもしれませんね。