49歳からのセミリタイア生活

49歳で早期退職しました。東京・高円寺の街あるき、時事ニュース、趣味のことなどをつづります。1日おきに更新。

セミリタイアから8ヶ月、新しい友人はできない

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ブログの題名「ちゃいてん dairy」を「49歳からのセミリタイア生活」に変更しました。どんなブログかすぐに分かったほうが読者にとってもいいですからね。

ところで、セミリタイア生活が始まって8ヶ月が経ちました。
よくセミリタイアすると社会から断絶されて孤独になると聞きますが、いまのところその感覚はありません。
確かに仕事や会社からは完全に離れました。
その代わり、家族と一緒に過ごす時間はぐっと増えました。
毎日家族でごはんを食べる生活って、仕事をしていたときはなかなか無かったんですよね。
単身赴任も多かったし、夜は外食することがほとんどだったから。
だから、何気ない家族との時間は新鮮で、楽しんでいます。

それに、だいたい週に1回くらいのペースで友人と会っています。
学生時代の仲間だったり、会社の元同僚だったり。
仕事を通じて知り合った友人もいます。
でも、セミリタイアしてから新しく友人になった人はまだいません。
会っているのは、これまでにつながりがあった人たちばかりです。

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社会人になると友達をつくるのが難しくなると言います。
それは確かにそうかもしれません。
まず、忙しくなります。
学生時代のように自由な時間があふれているわけではありません。
貴重な自由時間を何に使うのかを決める際に、新しく知り合ったばかりで気心もしれない人との時間に費やすかどうかは難しいところです。
また、仕事を通じて知り合った人たちは、仕事を離れると共通の話題がない場合も多いですよね。
「このひと面白そう」と思った人がいても、2度、3度と会って仲良くなるためには時間の調整などお互いの努力が必要です。
友人をつくるって、簡単じゃないなあと思いますね。

セミリタイアしたら時間はたっぷりあります。
新しい友人をつくる機会はありそうですが、実際はそうではないんですね。
理由の一つは、ぼくの趣味がピアノや山歩きなど一人で完結するものだということ。
ピアノは始めたばかりの初心者なので、グループに参加できる腕前になるには何年もかかります。
しばらくは孤独な練習の日々を送るしかありません。
山歩きをしていると、中高年のグループに遭遇することがよくあります。
でも、ぼくは自分のペースで自由に歩きたいんですよね。
山の上でワイワイとおしゃべりしながら弁当を食べている光景をみると「ああいうのもいいなあ」とは思いますが、やっぱり周りに気をつかって行動するのは好きじゃないんです。
好きな時に休みたいし、気が向いたら違うルートを歩いてみたくなるかもしれない。
グループ行動が苦手なんです。

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最近は老人会に入る高齢者が減り、ゲートボール人口も減少していると聞きます。
分かりますね〜
気を使うグループに入るよりは、もっと自由で緩やかな関係の方が気が楽なんですよね。
いまは孤独感に苛まれることもなく、充分に楽しんでいますが、セミリタイア生活が長くなったら新しい人間関係が欲しいなと思うようになるかもしれません。
そういう時でも、自分が楽しいことを優先したい。
友人をつくることを目的にグループに入るのではなく、楽しいことを通じて自然と仲間ができるといいなと思っています。