49歳からのセミリタイア生活

49歳で早期退職しました。東京・高円寺の街あるき、時事ニュース、趣味のことなどをつづります。1日おきに更新。

高円寺を散歩、一休みするならカフェ「れおん」へ

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ぼくは高円寺の街が大好きなのですが、一つ不満があるとすれば広々とした大きな公園が近くにないこと。

南へしばらく行けば蚕糸の森公園和田堀公園があるのですが、いかんせんちょっと遠い。

せめて中野の中心部にある四季の森公園みたいな場所があると、ゆったりできるのだけど。

やっぱり高円寺は大人の街なんですね。

我が家は子どもが成人しているので外で毎日遊ばせる必要はないのですが、子育て世代にはあまり向いていない街だと感じます。

大人の世界の魅力が分かるまで成長してから高円寺においで、ということでしょうか。

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ただ、散歩するならいいルートがあります。

もちろん、あちこちにある商店街をブラブラするだけで楽しいですが、人混みを避けて緑を楽しみながら歩くコースもあるんです。

それが、桃園川緑道。

中央線の南を東西1600メートルにわたって続く道です。

もともと桃園川だったところが暗渠化されており、歩けるようになっています。

阿佐ヶ谷近くから中野方面まで延びる道。

あちこちに「旧八反目橋」「旧宝橋」「旧馬橋」といった石の標識があって、川の名残を示しています。

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ここがお散歩に最適なんですよ。

車が通らないので、ゆったり歩けるのがいい。

緑がたくさんあり、ペット連れにも人気のようです。

カッパの彫刻などもあってなごみます。

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特にポケモンGOが始まったころは、大勢のユーザーでにぎわっていました。

ポケモンGOってよくできたゲームで、地勢によって出てくるモンスターが変わるんです。

桃園川緑道は、もともと川だったことから、水系のモンスターが頻繁に登場する設定になっており、それを捕まえにユーザーが集まってきていたというわけ。

いろんなスポットも多く設置されていて、人気だったんですね。

ぼくはポケモンGOからドラクエウォークに乗り換えたので現在の状況はよく分かりませんが、今でもスマホを連打している人の姿を見かけます。

休日になると多くの人が集まるので、きっと今でも人気は続いているのでしょう。

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この桃園川緑道を散歩していて、ちょっと一休みするのにいいカフェがあります。

「地域(まち)カフェ」を掲げている「れおん」。

阿佐ヶ谷方面に歩いていくと緑道沿いにあるのですが、よく見ないと通り過ぎてしまいます。

一見すると、カフェというより、ふつうの住宅に見えるから。

というより、実際、ふつうの住宅を開放した場所なんです。

引き戸を開けて中に入ると、そこは居間。

友だちのおうちにお邪魔した感覚ですね。

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メニューもいたって簡素。

ドリンクとお菓子のセットが300円。

お菓子はチョコレートやビスコキットカットなどが置いてあって食べ放題。

飲み物はコーヒーや紅茶、カフェラテのほか、「だったんそば茶」なんてのも選べるので、それを頼んでみました。

ポットに入れてもらったお茶は香ばしく、落ち着きます。

あとはくつろぐだけ。

お店の人とおしゃべりをしてゆったりとした時間を楽しみます。

囲碁を打ったり、ギターを弾いたりする人もいるみたいですね。

お客さんの多くは2~3時間ほど滞在するとのことで、まさにコミュニティーの憩いの場所。

たまにはにぎやかな高円寺の商店街からちょっと離れて、こうしたカフェで過ごしてみるのもいいかも。

場所は杉並区高円寺南3-41-12

電話03-3314-2407

週4日営業なので、要確認です。