49歳からのセミリタイア生活

49歳で早期退職しました。東京・高円寺の街あるき、時事ニュース、趣味のことなどをつづります。1日おきに更新。

朝からスーパードライを手にしたおじさんも・・・草戸山を歩いてきた

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前回の高尾山登山はヘロヘロでした。

 

でも、どうやら高尾山よりも低くて歩きやすい山が近くにあるらしい。
ヘタレのぼくは、さっそく飛びつきました。
山の名は草戸山。
標高は・・・たったの364メートル!
あの、誰でも登れる599メートルの高尾山よりも低いじゃないですか。
これはいい。

まずは高尾山口駅へ。
午前9時すぎに到着すると、スーパードライを片手にホームへ上ってくる登山客のおじさんの姿が。
すでに山を登り終えて一杯飲んでいるようです。
素晴らしい人生ですね。
ぼくもああいう大人になりたい。
ロールモデルです。

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いつもは駅を出て右の高尾山に向かうのですが、今回はまっすぐ行って大通りを右へ。
しばらく歩いて信号を左へ曲がると草戸山に向かう登山道の入り口があります。
毎回思うのですが、どこの登山口もホントにここなの?と不安になるような場所にありますね。
はたしてここで正しいのかいつも心配しながら細い道を登っていくのです。
初心者としては、「草戸山へようこそ!」と書いた花飾りのアーチでも作っておいてもらいたいところ。

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おずおずと登っていると、見た目で初心者とわかるのか、下山してくるおじいさんに「ゆっくり上がってくださいね」と声をかけられました。
山のベテランには、ヘタレぶりがすぐに見破られるのでしょう。
山歩きの面白いところは、いろんな人たちの姿が見られる点です。
スタスタと下りて行ったトレイルランナーのおばさんの足元をみると、なんとサンダルでした。
ラジオで株式市場の情報を流しながら歩いていくおじいさんもいました。
なんだかカッコいい。
と思えば、地面に座ってひたすら電話で話し込んでいるおばさんもいました。
人生イロイロです。

山道は時々アップダウンはあるものの、整備されていて歩きやすい。
ゆっくり歩くのを心がけたせいか、暑さが和らいだおかげか、前回の山歩きよりもずっと余裕を持って進めます。
途中で、こんな注意書きがありました。

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落書き「←高尾駅」に誘導された道迷いが発生しています

 

とんでもないですね。
ぼくみたいな初心者はイチコロですよ!
山歩きの時は、いつも不安を抱えながら迷わないように気をつけているのに。
金を巻き上げるフィッシングサイトには引っかからなくても、山道の偽標識にはあっさり釣られてしまいそうです。

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1時間半ほどで、草戸山の手前の草戸峠に到着。
ようやく休憩できる・・・と思ったら、ベンチはすべて中高年登山グループに占領されていました。
残念。
気を取り直してそのまま山頂へ。

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それほど時間もかからずに到着。
しかし。
ここも休憩所は占領済みでした。
人気なんですね。
わかります。
ぼくのような初心者でも気軽に歩けるから、グループで登るにはうってつけなんでしょう。

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休憩所で休むことは諦めましたが、写真だけは撮りました。
見晴らしはよく、気分はリフレッシュ。
少し離れた場所にあるベンチに座って一息つくことにします。
アンパンでエネルギー補給。
おかげで元気が出てきました。
ありがとう、アンパンマン

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三沢峠を経て梅の木平へと下山していきます。
途中、左手に見えた城山湖が美しい。

遠くから見てわかるように、湖のわきに「しろやまこ」と書いてあります。

楽しいですね。

ふもと近くでは川がすぐそばを流れているので、冷たい水で顔を洗います。

スッキリ!

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国道に出て駅へ。

そして、最後は駅に隣接した「極楽湯」で汗を流しました。

文字通り、極楽です。

これから山歩きが楽しい季節になりますね。