高尾山にピザを食べに行くだけのはずが・・・事件発生か?
コロナにしても雨にしても、うっとおしい日が続いていますよね。
雨が降る日は天気が悪い。
天気予報をみると、今後も雨が続きそうです。
だけど、今日だけは雨が降らなさそう。
となれば、行くしかない。
高尾山へ。
前回は頂上でカレーを食べたので、今度は気になっているピザの店に行ってみたいと思います。
午前9時すぎに高尾山口駅に着くと、駅前はすごい数の登山客でにぎわっていました。
小学生でしょうか、子どもが多い。
例によって、舗装された「1号路」を登っていきます。
道路は濡れていたので、山道を歩くほかのルートはおそらくぐちゃぐちゃでしょうね。
相変わらずハアハア息を切らせながら歩いていると、横をスタスタとオジサンが抜いていきました。
日焼けした顔に、Tシャツ、短パン姿。
そしてさっそうと歩いていく足元を見ると・・・サンダル!
カッコイイっす。
あんなオジサンに、私はなりたひ。
家族連れも目立ちます。
あるお父さんは背中に子どもをおぶったうえ、2人分のリュックも身に着けて登っていました。
母親は手をつないで、もう一人のお子さんと歩いています。
毎日、通勤電車に揺られてクタクタのお父さん。
休みの日も、ヘロヘロになりながら家族サービスにいそしんでいます。
世間のみなさん、こんなオジサンたちに、もう少し温かい視線を向けてあげていだだけませんか。
よろしくお願いします。
マイペースで登っていくと、下から車がやってきました。
パトカーです。
ランプを点灯させ、「ご協力ありがとうございます」とスピーカーで連呼しながら、上がっていきます。
なんだなんだ?
イヤな予感がします。
しばらくすると、悪い予感が当たりました。
道が封鎖されていたのです。
軟弱なぼくは、いつもなだらかな坂を上がっていく右側の「女坂」で高尾山に向かいます。
ところが、そこはロープで入れなくなっており、パトカーが駐車しているのが見えます。
さては事件か。
きっと、駅前で見た子どもたちの中にコナンがいたに違いない。
コナンが行く先々では必ず事件が発生するからな。
ぼくは軽く絶望しました。
なぜなら、左の「男坂」を登っていくしかなくなったから。
そっちを見ると・・・・
108段の階段が待ち受けていました。
事件の犯人め。
この階段を上らざる得なくなったぼくも、立派な被害者だぞ。
ふうふう言いながら、一段一段あがっていきます。
こんな階段はあるものの、高尾山は初心者でも気軽に登れるのがいいところ。
家族や仲間でガヤガヤおしゃべりしながら歩いている人たちも多い。
開放的になっているからか、話し声もよく通ります。
男2人組の一人が、こんなことを言っているのが聞こえてきました。
「妊娠中のヨメの態度が気にくわない。あの『やって!』感が半端ない」
そうですか。
愚痴はここでしっかり吐き出して、家に戻ったら笑顔でヨメさんをいたわってあげてください。
1時間ほどで頂上に到着。
たくさんの人たちでにぎわっていましたが、雲が多くて眺めはいまひとつでした。
ここに用はないので、休憩したらさっさと下山します。
目的地は、ここ。
高尾山口駅に隣接したイタリアン「FumotoyA」。
ここのピザが、ずっと気になっていたんですよね。
店内は窓が大きくて明るい雰囲気。
1780円とお高めですが、「おすすめNo1」という「とろろピッツァ炭焼き職人風」を注文しました。
「ふもとやでアレンジして他では食べられない」というメニューの文言に逆らえなかったのです。
大きさは宅配ピザのLサイズくらいありそう。
1人で食べきれるかな。
さすが窯焼きです。
生地はもちもちしていながらも、香ばしさが広がります。
ベーコンの塩味もいい。
真ん中の卵を溶きほぐしてカルボナーラソースの上にかけます。
よりマイルドになって、いけますね。
あっさりと全部食べちゃいました。
さて、肝心の名物「月見とろろ」の味ですが、どこまでがカルボナーラで、どこまでがとろろなのか、ぼくのバカ舌では分かりませんでした。
おいしかったから、良しとしましょう。
ただ、最後に失態を犯してしまいました。
このレストランでは「足湯」が楽しめると聞いていたのに、お腹いっぱいになってすっかり忘れてしまい、すぐに帰っちゃったのです。
ああ、なんてことを。
今日はいろいろツイてない日でしたね。
でも2時間は山歩きしたから、少なくとも運動にはなったよね。
サイトで消費カロリーを計算してみると、918キロカロリー。
ふむふむ。
で、ピザLサイズ丸々1枚のカロリーは・・・3000キロカロリー以上ある!
ダメだ、こりゃ。