49歳からのセミリタイア生活

49歳で早期退職しました。東京・高円寺の街あるき、時事ニュース、趣味のことなどをつづります。1日おきに更新。

交換する名刺を持っていないセミリタイアの立場

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先日、とある集まりに参加しました。
参加者はそれぞれ挨拶をしながら名刺交換をしたのですが、セミリタイアしたぼくは名刺を持っていません。
名前を告げながら名刺をもらうのですが、ちょっと戸惑いましたね。
セミリタイアしてから、こうした場に出かけることがなかったので。
仕事をしていた時は、何千枚も名刺を配ったなあと思い返しました。

結局、この先も繋がっておきたいなと思った人にはFacebookを聞いておきました。
実際、名刺に書かれた電話にかけることってないと思うんですよ。
ほとんどがLINEやFacebookでのやり取りで済ませられます。
ぼくは会社を辞めたので、会社の携帯もメールアドレスもありません。
それでも孤独だと感じていないのは、友人や知人たちとFacebookやLINEで繋がっているからかもしれません。

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いろんな記事や本には、「仕事をしないと社会とのつながりがなくなる」「社会とのつながりを維持するために年をとっても仕事を続けた方がいい」なんて書かれています。
ぼくはセミリタイア生活をはじめて8ヶ月になりますが、今のところ社会とのつながりについて悩んだことはありません。
日々やりたいことがあって、それなりに忙しく過ごしているからです。
ただ、これから活動を広げてボランティアをしたり、趣味の仲間を作りたいなと思ったりしたら、名刺があると便利かもしれませんね。
つくるのが面倒くさいので、持たないスタンスを貫いてもいいのですが。

ところで、集まりの中には学生の就職活動に関わっている知人がいました。
学生たちに就職に関するアドバイスを長年してきている人ですが、やっぱり今回の新型コロナの影響は大きいと言います。
バブル崩壊リーマンショック東日本大震災の時も求人は落ち込んだけど、今回も厳しいですね」と彼は語っていました。

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ただ、過去の危機とは少し様相は違うとも感じているようです。
「確かに状況は厳しいけど、日本は全体的に労働者不足が進んでいます。中小企業のなかには、いまがチャンスだと思って人材を採用しようとするところもあるようです。選り好みをしなければ就職はできるのでは」
なるほど。
だけど、続いてこうも言いました。
「会社側は将来のことを考えて若い人は欲しいけど、50代以上はクビにしたいと思ってるんですよね」
グサッ。
やっぱりオジサンは用無しですか。
当分、名刺を持つことはなさそうです。